2009年12月20日日曜日

2009年を振り返って ~ 今年は「変化」の年だった

今週末より、バリ島に「ヨガ修行」に出掛けるため、このBlogが今年最後のアップになりそうだ。

今年最後のBlogということで、2009年を振り返ってみたいと思う。

今年は、一言でいえば、「変化/Change」の年だった。

思い起こせば、海の向こうでは黒人初の大統領が誕生し、日本でも夏の衆議院選を経て、鳩山政権が生まれ、日米ともにそれまでの保守系政党から政権が交代した。

また、経済では、昨年末からの金融危機の影響もし、両国を代表する企業である、GMやJALといった企業が経営危機に陥り、政府支援を受けて再生スキームに取り組むという、以前では考えられない状況となった。

一方で、新旧交代が進み、デフレ経済を利用し、ユニクロブランドを引っ提げて、ファーストリテイリングが快進撃を続け、その影響は日経平均株価にも及ぶに至った。


こういった社会全般の状況と並行し、私の周囲も様々な変化があった。

こちらのブログでも紹介したが、春に引越しをした。

今回の引越しで、野球観戦、Jazz鑑賞、そして、ヨガなど週末の楽しみも増えた。

そういった周囲の環境変化と並行して、私の気持ちも大きく変化した。

年明け早々は、希望が持てず、目標らしいものを失っていたといえるだろう。

資本主義という仕組みへ信頼が持てなくなり、それが仕事や投資、そして、社会の考え方に影響を与えるなかで、Obama政権の誕生に刺激され、また、Harvard Kennedy Schoolに関する書籍に出会い、公共政策学という領域に関心を持った。

もう一度、大学院生活に戻ろうと、海外の学校への入学を目指し、半年近く時間を費やしただろうか。

ただ、そのうち、自分のなかで疑問を感じてきた。

大学院で勉強して、結局、どうする?

2年間、勉学に勤しんでも、結局は、公的機関、NGO、NPO、企業のいずれかに所属するか、または、自ら会社を起こすかして社会に戻る、という当たり前のことを思い返し、同じ時間とお金を使うなら、実際、普段の生活のなかで実践できることをやったほうが現実的ではないかという考えに至った。

そして、身近なことから始めてみようと思い、ここ2~3か月は、何かできることはないかといろいろと模索してきた。

急激な失業率の上昇もあり、雇用対策や住居支援などに関心を持ったこともあった。

でも、もっと社会的に弱い立場の人を助ける必要はないのかと思うようになり、子供好きなのもあって、子供達に何か役に立つことをしようと思い立った。

最近になってあるアクションを始めたのだが、この話は、また、別の機会にお話ししようと思う。


また、以前にも紹介したが、「坂の上の雲」がドラマ化された。

7年近く待ちわびた作品で、原作にいろんな思い出が詰まっているだけに、初回の放送では、始って30分くらいは、涙が止まらなかった。。。


決して、楽しいことばかりではなかったが、後から振り返って、あの年から変わったんだよね、と言える年になるような気がする。

拙い私のBlogであるが、最後まで、読んでくれた方に感謝!

ちょっと早いですが、皆様、良いお年をお迎えください。

K

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